~日本三大モンスターハント~
2024年02月19日
冬になると、限られた地域にのみ現れる「樹氷」。
国内には「日本三大樹氷」と呼ばれる名所があり、迫力満点の白銀の世界は幻想的で、見る人を圧倒すると話題です。
樹氷(じゅひょう)とは、樹木や枝に水蒸気や水滴が付着し、凍りついて作り出される氷の現象のこと。
ただ樹木や枝葉の上に雪や氷が付着するだけではなく、樹木を全て覆い尽くすような樹氷もあり、その迫力ある姿は「スノーモンスター」や「アイスモンスター」と称されるほどです。
樹氷が作られるには、いくつかの気象条件を満たす必要があります。
適切な降雪量がある
西に高気圧・東に低気圧がある気圧配置
多量の湿気(過冷却水滴)が発生する
気温が0℃以下で時おり氷点下10℃の吹雪が吹く
過冷却水滴が浮遊できる西風が吹く
常緑針葉樹が生えている
標高1600~2400m相当の亜高山地帯の山で西傾斜
そのため、雪が降るところならどこにでも現れるわけではなく、日本の一部の雪国と、海外ではドイツのシュヴァルツヴァルトでしか見ることができません。
~日本三大樹氷~
山形と宮城をまたぐ「蔵王」
青森「八甲田山」
秋田「森吉山」
日本海を流れる対馬海流(暖流)の影響で、湿った空気がシベリアからの北西の季節風で運ばれ、山にぶつかって上昇気流が生まれ、雪を降らせます。こうして誕生するのが樹氷。スノーモンスターと呼ばれるような樹氷は、日本特有。日本三大樹氷と呼ばれる蔵王、森吉山、八甲田山はすべてアオモリトドマツの樹氷です。
今回は、金曜日の夜発➠朝青森に到着後、森吉山、翌日八甲田山➠翌日蔵王山 をコンプリートする、日本三大モンスター狩りをしに行ってきました!
が、、、天候不良、ホワイトアウトでものすごい暴風雪のため、八甲田山・蔵王山は登頂できず(>_<)
森吉山のみ登頂できたという、、、過酷な山行でした。
ですが、有名な酸ヶ湯温泉や、弘前城灯篭祭りなどを見ることもでき、とても楽しい山行となりました!
遭難しなくて良かったです(^^ゞ